身の周りにある有害物質 | 揮発性有機化合物(VOC)── 室内に潜む“空気の汚れ
-
「新築の家って、なんかいい匂い!」 …実はその“匂い”の正体、有害物質かもしれません。家具、壁紙、接着剤、塗料などから発生する「揮発性有機化合物(VOC)」は、知らないうちに私たちの呼吸を通して体に入り込んでいます。
1. VOCってなに?
VOCとは、空気中に揮発する(蒸発する)性質をもつ有機化合物のこと。有名なのはホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、ベンゼンなど。これらは家具や建材、洗剤、化粧品、車の排気ガスなど、 身の回りのあらゆるところから発生しています。つまり、「家の中=安全」とは限らないのです。1. 食品添加物ってなに?
食品添加物とは、保存期間を延ばしたり、色をきれいに見せたり、味を整えたりするために使われる化学物質のこと。 代表的なのは、保存料・着色料・香料・甘味料・増粘剤など。 一つ一つの使用量は少なくても、毎日少しずつ摂り続けることで、 体の中に蓄積していくリスクがあるといわれています。。2. 体への影響は?
VOCを吸い込み続けると、頭痛・めまい・倦怠感・目や喉の痛みなどを引き起こすことがあります。いわゆる「シックハウス症候群」は、このVOCが主な原因。長期的には神経系や免疫系への影響も心配されており、敏感な人ほど、わずかな量でも体調を崩しやすいといわれています。3. 日常でできる予防策
新築やリフォーム後はしっかり換気をする。 空気清浄機を活用する(HEPAフィルター+活性炭タイプが効果的)。 芳香剤やスプレー製品をできるだけ使わない。 家具や建材を選ぶときは「F☆☆☆☆(低ホルムアルデヒド)」マークをチェック。 ちょっとした工夫で、室内の空気をずいぶんクリーンにできます。4. 「空気を選ぶ」という新しい習慣
水や食べものと同じように、空気の質も健康に直結します。毎日吸う空気だからこそ、意識して整えることが大切。家の中を“呼吸できる空間”にすることが、本当の意味での「健康な暮らし」への第一歩です。